せどりの仕入れは取引数が多く、仕訳のルールを最初に整理しておくことが重要です。
この記事では、クレジットカード払いとポイント払いそれぞれの仕訳方法を解説します。
はじめに:仕入れの仕訳をシンプルにする3つの前提
仕訳を複雑にしないために、以下の3点を徹底してください。
① 事業用クレジットカードと家庭用クレジットカードを完全に分ける
家庭用の明細が混在すると、仕訳の仕分け作業が発生します。仕入れには必ず事業用カードのみを使用してください。
② ポイントで支払う場合は全額ポイントで賄う
ポイントと現金・カードを併用すると、1つの仕入れに複数の仕訳が必要になります。ポイントを使う場合は、仕入額の全額をポイントで支払えるものに限定してください。
③ ポイントは使用時に処理する
楽天ポイント・Amazonポイント・PayPayポイントなど、獲得額がデータで確認できるものであっても、ポイント獲得時には仕訳を行わず、使用時にのみ処理します。これによりシンプルな運用ができます。
クレジットカードで仕入れた場合
仕訳
| タイミング | 借方 | 貸方 |
|---|---|---|
| 仕入れ時 | 仕入高 | 未払金 |
| 引き落とし時 | 未払金 | 普通預金 |
マネーフォワードでクレジットカードを連携している場合、仕入れ時と引き落とし時の明細が自動で取り込まれます。自動仕訳ルールを設定することで、毎月の処理がほぼ自動化されます。
ポイント: クレカの引き落としは「仕入高」ではなく「未払金の支払」として処理します。仕入高はあくまで仕入れが発生したタイミングで計上します。
ポイントで仕入れた場合
仕訳
| タイミング | 借方 | 貸方 |
|---|---|---|
| 仕入れ時 | 仕入高 | 雑収入(ポイント) |
ポイントで仕入れた場合、経費(仕入高)と収入(雑収入)を同時に計上する「両建て処理」を行います。
なぜ雑収入に計上するのか?
ポイントは実質的な値引きではなく、過去の購買に対する報酬として受け取ったものです。そのため、ポイント使用時に雑収入として計上し、同時に仕入高として経費に落とす処理が原則です。
ポイント利用額の確認方法
ポイントで仕入れた場合、レシートにポイント利用額が記載されています。レシートをもとに仕入額を確認し、仕訳を行ってください。
マネーフォワードでの設定
ポイント払いの仕入れはマネーフォワードに明細が取り込まれません。そのため、手動で仕訳を入力する必要があります。
手順:
左メニュー「手動で仕訳」→「仕訳の入力」から以下を入力します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日付 | 仕入れ日 |
| 借方勘定科目 | 仕入高 |
| 貸方勘定科目 | 雑収入 |
| 貸方補助科目 | ポイント |
| 金額 | ポイント利用額 |
| 摘要 | 例)楽天ポイント使用・仕入 |
まとめ
| 支払方法 | 仕入れ時 | 引き落とし時 |
|---|---|---|
| クレジットカード | 仕入高 / 未払金 | 未払金 / 普通預金 |
| ポイント | 仕入高 / 雑収入(ポイント) | — |
- クレカの引き落としは「仕入高」ではなく「未払金」で処理する
- ポイントは使用時のみ処理し、獲得時には仕訳しない
- ポイント払いの仕入れは手動入力が必要
次のSTEP4では、消費税の扱い方について解説します。
→ [STEP4:消費税の扱い方はこちら]

コメント